Weiss Architecture Studio

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実績紹介

サービス付き高齢者向け住宅 いちごいちえ

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Caption

サービス付き高齢者向け住宅 いちごいちえ

所在地
富山県高岡市
用途
老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅)
一部 デイサービス(サテライト)
規模
S造 地上3階建て
延べ面積
1,605m2
竣工
2023年2月
設計主旨

高岡市の中心市街地に程近い高岡駅南にカフェ・レストラン「café glad」を併設したサービス付き高齢者向け住宅を新築しました。敷地は、南北に細長く、北・東側は中層の集合住宅や駐車場、南側は広い公園に面し、南・西側は2面道路に面しています。

 

カフェを併設したサ高住としての顔づくり

カフェエリア(食堂)は、入居者にとって食事だけではなく談話やレクリエーション等多くの時間を過ごす生活の中心となるリビング的な空間となるため、南側の最も環境の良い、公園に面した位置に配置しました。

道路に面した西側に設けたサ高住の玄関には、ホテルのような迫力のある桧の大庇のピロティを設け、入居者のデイサービスへの送迎利用だけでなく、夜も施設の顔としてライティングを行います。

 

調和のとれたオシャレでモダンな内部空間づくり

1階は、サ高住エントランスを中心に、北側に和をイメージした住居エリアと、南側に洋をイメージしたカフェエリア(食堂)を配置しました。1~3階の住居エリアは東西に面して住戸を設け、3階の夫婦室3室を南側に配置しました。住居エリア内にはデイサービスのサテライト(ラウンジ)を設け、1階に入居者が日中に集まることのできる共用空間を配置しました。

住居エリアの廊下は、飾り棚や、住戸の玄関前の照明演出したサインなど各住戸へのアプローチ空間として演出しました。一方、プライベート空間である住戸は、明るく温かみのある内装材を採用し、入居者がリラックスして過ごせる空間としました。

カフェエリア(食堂)は、大沢野にあるカフェ「café glad」の洋風なカントリー調の雰囲気を継承しつつ、明るく開放的な吹抜け空間や、木の温もりが感じられるオシャレでモダンな空間を演出しました。南・西側にはカウンター席を設けており、併設したドックランや、南側の公園の緑・賑わいも借景することができます。