建設地は高岡市の市街地で、開発が進みつつ、すでに住宅等が密集し始め、都市化されつつあります。大きな敷地が確保できない都市型の特別養護老人ホームとして設計しました。また、新たな都市景観の形成と位置付けて、地域景観に華やかさと清潔感、そして温もり間を与えるようにデザインしています。介護ユニットは8名~9名を1ユニットとして、6ユニット整備しています。部屋はすべて個室でプライバシーが保たれていますが、それぞれのユニットが家族の様に一つのゾーンにまとまり、孤独感や疎外感を感じられないように配慮しています。