協和製作所は、高岡市の四日市工業団地内にある銑鉄鋳物・機械加工を行う企業です。
需要の高まりにより、本社工場内の加工工場では手狭となり、新たに同団地内の最寄りの別敷地に、新加工工場(精機工場)を建設しました。
新加工工場(精機工場)の新たな施設の顔づくり
- 建物は、事務エリアを2階建てとし、工場エリアの階高と合わることでシンプルな鋳物の「型」のようなBOX状のボリュームとしました。
- 南側の門型のファサードは、門型内をガラスとアルミパネル、協和製作所のカラーの青色とすることで門型形状を際立たせています。
- 新工場のトラックヤードを挟んで反対側に将来計画予定の工場は、新工場の門型のファサードと対称に北側に設ける計画とし、裏表の無い一体的なボリュームの工場になることを想定し、計画しています。
作業効率を向上させる快適な環境づくり
- 日差しの東西の外壁には断熱パネルを設け開口部を最小限にしました。又、屋根はダブル折板とし工場内の作業環境に配慮しました。
- 工場の南側1階には中間期に開放できる給気窓を設け、北側の高い位置に排気の有圧扇を設け、温度差換気をすることができます。
- 現場事務室や、トイレは事務エリア側の廊下と工場エリア側の両方から出入りできるように利便性に配慮しました。